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紅葉まつり
紅葉まつり
毎年臥雲寺では11月最終日曜日に
紅葉まつりを開催しています。
併せて達磨石と呼ばれる石の前で
達磨忌の回向を行います。
餅つきやおむすびや豚汁などが振る舞われます。
ダルマ市もあります。
どなたでもお気軽にどうぞお越しください。
紅葉まつり
臥雲寺本堂前
臥雲寺の紅葉
紅葉まつり
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紅葉まつりの様子
「紅葉狩り」考
なぜ、「紅葉狩り」というのか、岡本健一氏は民俗・考古学者の近江昌司さん(天理大学教授)の解釈を引用して次のように書いている
『春三月、山の神が桜の精に変身して、風とともに花びらを散らせながら、山から舞い降りてくる。
桜の精(サ)は、五月(サ月)になると、早苗(サなえ)のなかに精魂=穀霊となってこもる。
そこで、白い桜の花が咲くと、食べ物と花見酒をもって桜の木の下に集まり、花(山の神)をほめそやしたうえ、神人共食し、その年の豊かな実りを前もって祈り祝う。これが花見=桜狩りだった。
稲魂(山の神)は、秋の豊作を見届けたあと、山へ帰っていく。「山に着いたぞ」というシグナルがわりに、山を真っ赤に染める。これが紅葉だ。赤は聖なる色。神のシンボルに似合わしい。
すると、人びとは、やはり酒と食べ物を用意して紅葉の下に集まり、「ご苦労さまでした」と山の神を労(ねぎら)う。この宴が「紅葉狩り」……
図式的に示すと、山の神→桜の精→早苗の稲魂→稲魂の山帰り→色づく紅葉というふうに、神は循環して、深い山のなかで眠りの季節に入る。サクラが、豊作の前祝いをする<予祝の花>なら、モミジは、豊作に感謝し神をなぐさめる<鎮魂の木>にあたる。』 (1994.11.25毎日新聞より)
長い新聞記事からの引用になったが、我々がただ紅葉がきれいになった観賞していることのほかに、そういう意味があったのかと気づかされる。
臥雲寺の山門
臥雲寺の標石
地蔵菩薩
臥雲寺の山門
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